South Island of New Zealand, Nelson-Marlborough region.
ニュージーランド南島、ネルソン-マールボロ地域
2月末に行きましたニュージーランド南島の釣旅の内容を書きたいと思います。
今回の旅の行き先は南島のネルソン-マールボロ地域。
ここはずっと行ってみたかった場所の一つで、今回ようやくその目標が叶いました。
まずはニュージーランドの玄関口であるオークランド空港へ出発。
今はまだ関空から直行便が出ておらず、伊丹発成田経由でオークランドへ。
まだニュージーランドへの便が少ないみたいですね。
オークランド着。
コロナ禍を経て3年ぶりのニュージーランド。
やっと来れました。
いつものマオリの門がお出迎え☆
次に国内線に乗るのですがちょっと時間があるので休憩。
まずは真夏のニュージーランドを味わう⁈ためにビールを飲まねば。
すでに飛行機の中でも飲んでましたがw
国内線に乗り換え。
ネルソン空港に無事着きました。
ようやく辿り着いたネルソン。
ネルソンはKiwi(ニュージーランド人をキウィと呼ぶことが多い)の人達がニュージーランドで一番住みたい場所として人気があるそうで、
それがどんな街なのかもすごく気になっていました。
あとここネルソンと隣のマールボロー地区はニュージーランドのワイン生産の70%を占める生産量としても有名で、ワイン好きの僕としてはたまらないところでもあります。
クラフトビール(地ビール)も盛んなのでそちらもめっちゃ楽しみです。
釣りの豆知識でいうと、南島になるのでブラウントラウトがメインになります。
ネルソンは世界的にも有名なブラウントラウトリバーがたくさんあり、
特にMotuek river (モツエカリバー)はブラウントラウトの生息数が非常に多いことでNZ国内でも有名だそうです。
とにかくワクワクしかありません。
まずは予約していたレンタカーを借り、
まずは近くフィッシングショップへ。
ローカルフライをチェック。
定番のロイヤルウルフからブローフライがやはり目立ちますね。
マヌカビートルを模したビートル系フライもありますね。
こちらはスティミュレーター系。
NZはXスティミュレーターが人気ですね。
ニンフも豊富。
#14あたりが結構欠品していたので、この辺りのサイズが好まれるみたいです。
移動。
郊外へ出るとすぐにニュージーランドらしい牧場風景に変わります。
本日はマールボローの宿まで。
着く頃には日が暮れてしまいました。
長い旅路でしたねー。
とりあえず
定番のFish & Chipsで一杯☆
Kumataというサツマイモのchipsをチョイス。
これがまた美味いんです。
ニュージーランドビールのTui(地元の人はチュイと言ってます、NZの固有種の鳥です)と合わせるとさらに美味い!
さあ明日からどんなドラマが待っているのか。
楽しみです。
朝。
鳥の鳴き声で起床。
NZ固有種の鳥達の鳴き声。
爽やかなで肌寒い空気感。
こういう五感で感じるものが異国の地に来ているんだなあと実感させられます。
初日のアクセスポイント。
Fish & GameのANGLER ACCESSの標識を見ると安心して釣りができるのでありがたい。
牧場の間を流れる小規模河川。
雰囲気は最高です。
魚を探してしばらく歩きます。
いた!と思ったらすぐにこちらの気配に気づき静かに去っていきました…
50センチほどのブラウンでした。
この後も魚を求めて歩きますがなかなかおらず。
レインボーとブラウンを1本ずつ確認したのみ。
1kmに1匹くらいな感じでした。
NZでは何キロも歩いて1匹、なんて普通です。
でかいマスがウヨウヨいる…なんて想像している方もいるかもしれませんがNZといえどそんなに甘くないです。
確かにそういうポイントもありますがブラウンとなるとそんな状況は無いです。
単独で、縄張りをはる事が多いのでしょうね。
状況によっては20km歩いて数匹しかいなかったなんてこともあります。
ほとんどがトレッキング。
サイトフィッシングでクオリティー高いブラウンを釣るには、体力と忍耐、そして1発で決めることができる高い技術が必要になってきます。
次の朝。
釣場に向かう途中でカフェで朝ごはん。
ニュージーランドといえば言わずとしれたカフェ大国。
NZに来たら絶対飲んで欲しいのがこのフラットホワイト☆
エスプレッソベースの少し苦味があるラテ系のコーヒーなのですが、これが本当に美味しい。
コーヒー好きであれば是非飲んでほしいですね。
この日はネイティブブッシュが鬱蒼と茂る森へ。
魚影を探します。
実はこの近くロードオブザリングのロケ地になった場所があります。
これがニュージーランドの国花、シルバーファーン。
ラグビーチームで世界的に有名なニュージーランド代表のオールブラックスのシンボルマークはこのシルバーファーンです。
シダ植物の一種で、葉の裏がこのようにシルバーっぽい色をしているのが特徴。
深い森の間に流れる川。
いかにもって感じなのですが肝心の魚は全く見つかりません…
ようやく獲れた1本。
Tさんがルアーで見事キャッチ。
何度もジャンプすすグッドファイターでした。
ファーストフィッシュはレインボートラウト。
鰭、ボディ、体色どれをとっても1級品。
NZの魚は本当に美しく逞しい。
NZ初フィッシュおめでとうございます☆
ということで早速祝杯。
いかにも映えるWest Coast地ビールのペールエールビールで乾杯!
こういうデザインのビールがあるのもNZならではですね。
もちろんうまいっ!
今日もよく歩きました。
ディナーはこんな感じ。
全て自炊です。
食材が良いからシンプルな料理で十分楽しめます。
白ワインのソーヴェニオンブラン(白ブドウ品種の一つ)が有名なマールボロー地区。
ここに来たら絶対に飲んでほしいワインです。
ワイナリーもそこらじゅうにあるし、スーパーのワイン売り場でもめっちゃあるので迷ってしまいますw
これがソーヴェニオンブラン。
一面に広がるワイン畑。
1年を通して冷涼で雨が少ない場所なので、ブドウ作りに適した風土なんでしょうね。
次の日は再びネルソンへ。
その途中にあるハブロックという小さな町へちょっと立ち寄り。
ここはグリーンマッセルというニュージーランドにしかいないムール貝の産地で有名なところ。
これがグリーンマッセル。
スーパーでも普通に売っています。
1kgで約$6くらい(ニュージーランドドルなので日本円で約¥500くらい)です。
めっちゃ安くてめっちゃ美味しいので超おすすめです。
白ワイン蒸しが最高です!
こんな感じで毎日のようにつまんでいましたw
是非ご賞味あれ。
話は戻り、ネルソン周辺の川を探索。
いかにもニュージーランド!という景色。
牧場と山、その間を流れる川。
日本と同じ島国なのにこの壮大感は一体何なのか。
人口が少ないという理由もあるでしょうが、とにかく空の広さと青さ、土地の広大さには圧倒されるところがあります。
逆にいうと日本が人口多すぎなのでしょうね。
入渓して間もなく釣れたグッドブラウン。
ジャスト50センチでした。
グッドプロポーションです。
私も良いブラウンをキャッチ☆
ヒットフライはタングステンビーズのニンフ。
55センチのメスのブラウンでした。
ニンフはこんな感じ。
NZではタングステンビースのヘビーニンフが必須です。
ドライフライのみで釣ろうなんて思うと痛い目にあいます。
これもニンフでキャッチ。
シケーダー(セミ)でも40センチくらいのがきたのですが途中でバレてしまいました…。
シケーダーフライで釣るのは楽しいのですが、フッキングがうまく決まらないことが多々あるので注意が必要。
こんな感じの流れにちょこちょこ良型ブラウンがいます。
こんな感じの流れにちょこちょこ良型ブラウンがいます。
40くらいのブラウンが結構遊んでくれます。
この日行った川は魚影が濃かったですね。
また訪れたい川です。
今日のGood Fishigに乾杯。
スーパーの食材を買ってきて自由気ままに料理をするは本当楽しい。
本日の釣りを振り返りながらの晩酌は幸せのひとときでした。
今回のNZ釣前編はこのあたりで。
次回後編もお楽しみに☆
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