鳥取、春の里川でヤマメを狙う
桜が一気に咲き乱れ、鳥取でも桜の開花が満開〜終わりかけといった感じなってきました。
最近の初夏⁈と思わせるような陽気が続き、一気に季節が進んだように思います。
さて昨日のSTFガイドでは初となる女性フライフィッシャー2人組をガイド。
このような風景は日本でも当たり前になって欲しいですね!
この日は快晴。
雪化粧の大山が非常に壮大で美しい。
風は少々強め、気温は朝でも15度を超えています。
いつもの感覚だとこのタイミングでもまだまだハッチも走り出しといったところと思っているのですが、
初夏と思わせるようなこの気温だと予想以上の期待をしてしまいます。
Tさんはフライフィッシング始めたばかりというビギナー。
初のネイティブヤマメを求めてロッドを振ります。
なんとか1本、記憶に残る1本を釣って欲しいです。
Hさんもドラマを求めてロッドを振り続けます。
雪代もようやく落ち着き始めてはいますが、虫のハッチはイマイチ。
例年だとこの時期は昼以降からハッチが少しずつ始まり、魚の活性が上がり始める傾向があります。
なので、午前中はポイント状況確認といった作業がメイン。
昼以降から本格的に攻めていくのがベター。
川の様子を観察。
ライズがないか目視します。
経験上鳥取の4月上旬〜中旬はライズがないとドライフライで釣果を上げることはなかなか難しいことが多いです。
なので戦略としてまずライズが起きそうなポイントでライズを探すことが始めます。(フライフィッシングの場合)
魚がまだ上目線になりきっていないことが多いので、ブラインドで打って行ってもなかなか水面を割ってくれないことがほとんどです。
なのでこの作業は非常に重要です。
12時を過ぎたあたり、3通目のポイントでようやくライズを発見。
しかも2匹⁈ライズしている。
まずは手前のライズから。
ドキドキ…
緊張の瞬間です。
2投して反応がないため、すぐにフライをチェンジ。
コカゲロウ系の#16をセレクトし、1投目で…
やりました!
良いヤマメです。
フッキングもバッチリでした☆
自分で釣った人生初のヤマメ。
彼女にとって忘れなれない一匹になるでしょう!
私も初のヤマメは15センチくらいなチビヤマメでしたが、今でもその衝撃は忘れられません。
本当、おめでとうございます☆
ちょっとポイントを休めて、再びトライ。
今度はHさんが攻めます。
手前のライズがプレッシャーがかかってしまったのかフライあれこれ変えても出てきてくれません。
なのでちょい上流でライズ⁈らしきものがあったので打ってみると…
バシャ!
予想としなかったところで出てきて慌ててアワセるも乗らず…
不意をつかれました。
残念ながらフッキングできず。
仕切り直しです。
お昼はこの時期人気の地元の山菜がのっている天ぷら蕎麦。
タラの芽とコゴミの天ぷらが美味しい。
ここの大将は渓流釣りの名人。
魚拓が店内のいたるところに飾られ、雰囲気は最高です。
昔使用していたと思われる雪沓(ゆきぐつ)や編笠、藁帽子がとても良い雰囲気を出していますね。
午後からも次のライズを求めて動き回ります。
ですがなかなかライズ見つからず…
時間だけが過ぎます。
周囲を見渡すとたくさんの山菜が…
コゴミがそこらじゅうに。
ワラビも土手にたくさん!
なので釣りもほどほどに山菜採集☆
春の恵みをいただきましょう。
こういう時間も楽しい。
そこらじゅうに生えています。
採集するにはバッチリのタイミングでしたね。
左のバンク沿いで大物と思われるライズを発見!
ですが単発のライズだったようで1回のライズだけ…
念のため流してみましたが、不発。
時間的に次がラストのポイント。
イブニングに突入すると一気に虫に活気が出てきてライズが始まりました!
ここで良いサイズを思われる魚を掛けましたが途中でバレてしまいました…
残念ですがここで終了。
次回リベンジを果たすことを誓い納竿。
釣れるも釣り、釣れないも釣り。
こういうことがあるので、また行きたくなるのでしょうね。
余談ですが、この時期では珍しくヒゲナガカワトビケラが結構飛んでしました。
初夏の陽気で出てきたのでしょうか⁈
初めての経験だったのでびっくりしました。
さてここで終わりではありません。
最後のメインディシュがあります。
お疲れ様です〜
やっぱりこれです。
いつもお世話になっている常宿ならず常居酒屋で乾杯☆
鳥取の旬の魚を使った刺し盛り。

関金地区特産の山葵。
関金地区特産の山葵。
香り、風味、最高です。
道の駅などにも売っていることがあるので是非買ってみてください。
もちろん地酒も☆
締めは山菜おこわのおにぎり。
やっぱりいつ食べても美味しい。
鳥取は美味しい食材の宝庫です。
大将、御馳走様でした。
後は温泉に入り、宿でゆっくり。
これからの状況としては、週末に雨が降る予報なので、その雨後はまた大きな変化がありそうです。
1週間ごとに状況がガラッと変化するこの時期。
春の状況変化に対応していきたいと思います。
ではまた
カメラ:Nikon D5600、iphone11pro
レンズ:単焦点レンズDX 35mm 1:1.8G
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