鳥取県、大山(だいせん)の源流イワナ
前回の続きです。
ガイド2日目の朝も千代川水系の里川からスタート。
こちらの支流の流れも増水が引いてちょうど良い水量。
朝から青空も見えて気持ちいい1日になりそう。
#8〜#10の大きめのカディス系のドライフライで釣り上がります。
ちょっと大きいフライなんじゃないの⁉︎と思われるかもしれませんが、
しっかりとドラッグフリーで流せば上の様なサイズのヤマメやアマゴもしっかり出てフッキングします。
フライパターン的にはこれくらいのカディスやストーンフライはまだまだ食べているので全然出ます。
問題はナチュラルドリフトがしっかりできてるかできてないか。
鳥取の里川の流れって見た目以上に流れが複雑で完全にナチュラルドリフトさせて流すって意外に難しいんです。
ちょっとしたコツがあるのですが、こればっかりは現場で説明しないと伝わないので、この辺りは割愛します。
気になる方は是非ガイドに来て聞いてください☆
バンク沿いにアシやヨシが茂っていかにも夏の里川って感じです。
最高の尺ヤマメが出てきてくれました!
#8のドライフライをしっかり加えてます。
絵になるなりますね〜
夏の尺ヤマメの顔。
夏の尺ヤマメの顔。
朝一から最高のスタートがきれました。
ご覧の様な流れから飛び出してきました。
正確には流心のほんのちょっと右側(アシ側)で出てきました。
夏らしい早い瀬で出るからめっちゃエキサイティングですね。
アマゴを一匹追加。これもいい魚でした。
川の周辺に咲いている綺麗で可憐な花。名前はわかりません。
日が高くなったので移動することに。
今日のお昼は地元のお蕎麦。
自然薯も鳥取産の地物です。
ワサビをたっぷり入れてツーンとしながら食べるとこれがうまいっ!
昼からはイワナ狙いで、大山方面のとある独立河川へ。
清らかな流れ。高い透明度。
予想に反してヤマメが飛び出してきました。
こちらもいいヤマメです。
模様が独特なのが分かるでしょうか?
ここのヤマメは完全天然魚なんです。
放流が一切行われてない川で、ひっそりと生息している貴重なヤマメ達です。
いつまでも息づいて欲しいものです。
この日最後のポイントで出た見事な泣き尺ヤマメ。
独特な模様の大山の在来種ヤマメ。
独特な模様の大山の在来種ヤマメ。
本当にきれなヤマメでした。
イワナ狙いだったのに、それに反して最高のヤマメ達に出会うことができました。
増水の影響で魚がだいぶ動いていた様です。
ガイド最終日の3日目は大山の源流域でイワナ釣り。
この日は始めリズムに乗れず何匹かバレてしまいましたが、
キャストを繰り返していくうちにテンポよく釣れるようになってきました。
陽が差してきてきてセミの泣き声が聞こえ始めると、イワナ達の活性も上がってきたようでドライフライの出方が非常に積極的になってきました。
いいイワナです。
お昼ご飯を食べていたら、横の流れで急にライズし始めてきたので流すと1発でした。
こうなると次から次へドライに出てきます。
見事なオレンジ色に染まったイワナ。
この地域にいるニッコウ系イワナで、腹のオレンジと朱点が鮮やかな「大山イワナ」。
こちらも綺麗な色が出ている大山イワナ。
*大山イワナは私的に呼んでいるだけなので、そういう種類のイワナが生物学的に認められているわけではないので悪しからず。
神々しい巨木がそびえ立っているのを見るとこの森の豊かさを感じます。
コケは大量の水を蓄えてくれます。
コケは大量の水を蓄えてくれます。
大雨が降っても増水しにくい川なのは、まさに森がいいから。
森が天然のダムとなって、水を大量に保水してくれます。
当然ながらこんな健全な森にはイワナ達の宝庫になります。
もう何本釣ったか分からないですね。
愛くるしい顔をしたイワナ。
ドライフライに反応しない時間帯もありましたが、結果的には本当に良く釣れましたね!
Nさん、3日間お疲れ様でした。
また鳥取のフィールドへ遊びにきてくださいね。
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