里のヤマメ、山のイワナ


山菜の「うるい」

季節は春から初夏へ。

もう時期梅雨に入りそうな感じですね。

この時期になるとだんだんイワナの渓へ行きたくなります。

でも里のほうもまだまだ外せません。




千代川本流の里川

梅雨時期、こういうシュチュエーションでこれからビックフライ(#8〜#4)を使ったヤマメ釣りが非常に熱い。

オオカワゲラやヒケナガカワトビケラといった大型ストーンフライとカディスを捕食している時期なので、それらをイミテートしたフライが効果的です。(フライフィッシャー誌2020年No.294 Early Springにも詳細が掲載、フライフィッシャーオンラインにも掲載しております。)



そこそこのサイズのヤマメが元気良く飛び出してきました。

フライは#8のスティミュレーター系のフライ。




サイズは25にも満たない感じですが、体高もあるいいヤマメ。

このサイズでも大型フライで釣ることができます。

実はこの魚を釣る前にかなり大きな魚をかけたのですが、残念ながらバラしてしまってちょっと凹んでましたw




周辺の風景。

鳥取でよく見る光景。生活に「川」がある文化。
昔から人は川を利用してきたことがわかります。

川から水を引き、田畑に水を満たし、野菜を洗い、魚を飼っている生簀に水を引く。

そんな環境がここでは当たり前にあります。





釣り場からすぐ近くにある田舎の定食屋さん。

地元のおばあちゃんが地元の食材で、手料理しています。
これが本当の地産地消⁉︎
こういうのがホント美味しいです。
味噌汁も美味かったなぁ。
味噌も自家製で、お土産に買って帰りました☆




八東川支流のイワナ。

午後からはイワナの渓へ。

ルアーで探索です。



非常に活性高いです。

その途中で1匹面白いイワナが釣れました。




わかりますでしょうか、ハッキリと頭部の先まで虫食い模様がでているのが。

ゴギに見られる特徴の1つなのですが、この川はゴギの生息域ではない川です。

鳥取の西、大山より以西がゴギの生息域と現在の生物学では言われていますが、鳥取の中部〜東部でもこのようなゴギっぽいイワナがしばしば釣れることがあります。

私的な見解をいうと、鳥取はゴギとニッコウイワナの中間地点で、大山という独峰がゴギとニッコウイワナを分けたのではないかと考えています。それが氷河時代になったのかそのあとなのかはわかりませんが、大山が一つのキーと思えるのです。

こんなことを考えてしまうので、鳥取のイワナはとてもミステリアスで神秘的な感じがします。



尺も2本釣れて喜んでいたのですが、1本はカメラを撮ろうとしたらロケットされて逃げられ、

この画像の尺イワナはカメラの設定を間違えて真っ暗な画像になってしまいました…。
(画像修正してなんとかここまで見せることができました)

とは言え、イワナの活性が非常に高い時期になってきたなという感触が掴めました。

これからは里も山も楽しい時期になりますよ。

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