New Zealand Fishing Trip (ニュージーランド釣旅)③


New Zealand 北島 ホークスベイ地域のとあるSmall riverにて

New Zealand Fishing Trip 第3段。
今回のストーリーで最終話になります。

最後に訪れたのはNZの南東部のHawke’s Bay Region(ホークスベイ地域)。
このあたりは昔良く行っていた地区で、パワフルなトラウト(レインボー、ブラウン共に)数多くストックしているフィールドとして大変魅力的な地域。
またNZ屈指のワイン産地でもあります。




見ての通りニュージーランドでも比較的小さな川が今回の舞台。
いわゆるSmall riverなのだが、侮るなかれ、こんな感じの川でも10パウンダーを超えるモンスターがいます。


Fish&Game協会のAngler Access。

NZではこの看板が各所に立っており、外国人の僕らでも安心して川にアクセスできるようにしっかりと整備されています。
日本でもこのような取り組みは是非してほしいですね。
また、ここに書かれているPROTECT OUR WATERWAYという表記は、Didymo(ディデーモ)という外来の藻の1種がNZ南島を中心に広がっているので、川に入る時は必ずウェーダーやウェーデングブーツ、フライラインやネットに至るまで、全て消毒&洗浄してから入るように注意を促しています。
NZはFish&Gameと行政が協力し合い、国レベルで取り組みをしています。
日本のように各河川の管理を地元の漁協組合のみに任せるというのとは全く違います。
力の入れように違いを感じます。


NZらしい景色を見ながら釣り上がります。



牛を横目にトラウトを探します。

この日はほとんどと言っていいほど魚の姿は見当たらず。
ここ最近は全く雨が降っていないと聞いていたので、渇水の影響がでているようです。
川底は水温が上がってしまっているためかトロロ藻が多く発生していました。

ですがここはNZ。魚を見つけるまで釣り上がります。
NZでは1匹の魚を見つけるのに何キロも歩き続きけるなんて当たり前。
現地の人は1日15キロ〜20キロとか平気で歩きます。

NZはマスがうじゃうじゃいる!なんて思っている人いるかもしれませんが、全くそんな事ありません。
確かにそういう場所もありますが、基本的には長い距離を歩き続けて、魚を見つけるスタイル。

この日もこういうスタイルでした。


ようやく魚の姿をみたのはU君がみつけた60近くはありそうなグッドサイズのレインボー。

U君、慎重にアプローチし、キャストするのですが…
なかなか思うように口を使ってくれません。

何度もアプローチし、ちょっと場を休めてから再度チャレンジするのですが、食わず…
水中でパクパク何か捕食しているのでやる気をある程度あるのですが。

諦めてストップフィッシングにしようとした時に、
ちょっと最後にやらせてもらっていい?

とダメ元で私がキャストすると…
いい具合にキャストが決まり、いいレーンにフライが流れると


何と食いました。
ごめんねU君。
君が見つけた魚釣ってしまって。


6ポンド以上はありそうなグッドレインボー。
ドロッパーのニンフに食ってきました。
やっぱりレインボーはニンフ好きですね。

本当、カッコいいレインボーでした。




背中のすんごい肉厚(筋肉厚?)わかります?



これにてストップフィッシング。

名残惜しいけど必ずこの景色を見に再び帰ってきます。



タウポの宿のBARでお疲れ乾杯!
NZビールのTUI。
これも超おすすめです。
やっぱりうまい‼︎



タウポはトラウトの町。
至る所にこうしたオブジェやアートがあります。
トラウトフィッシャーマンにはたまらん町です。


タウポの地元ショップ。






雰囲気の良いお店でした。
NZでは珍しく結構品揃えが多いお店でした。




スーパーで見つけた心くすぐるワイン。





最後のロッジでBBQコンロがあったので美味しくいただきました。

今回のNZ Fishing Tripはこれにて終わりです。

来年も必ず行けるようにがんばろう。

実は山陰トラウトフィッシングガイドではゲストさんを何人か集って、「ニュージーランド釣旅を一緒に行きませんか」ツアーを企画中です。
私がよく通っていた地域を釣り歩き、他にもまだ行っていない新たなエリアの開拓しにいったり、
また釣りだけでなくニュージーランドの美味しいワインや食を堪能する、絶景を見に行って写真を撮ったり等々、New Zealand Fishing Tripを満喫しませんか。
興味ある方はお問い合わせください。
一緒に最高のトラウトフィッシングトリップをしましょう☆

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