奥大山、神秘の原生林



先日のガイドでは、鳥取県西部の奥大山(おくだいせん)を源としている渓へ行ってきました。

ここは西日本でも屈指のブナの原生林があり、ブナのみならず、トチ、ミズナラといった落葉樹が沢山見られます。

上の画像はトチの木の巨木。

まるでジブリ映画にでてきそうな巨木です。

奥大山ではこうした巨木が多く生えており、森の豊かさを感じることができます。



今日のゲスト様はその奥大山の美しいイワナ達を釣ってみたいとのご要望。

山の中をひたすら歩き、清らかな沢についたところで早速




綺麗な大山イワナがお出迎え。



ほんと綺麗な体色をしています。

オレンジの朱点が鮮やかに映ります。



大山のニッコウイワナは千代川のニッコウイワナとは模様も体高も違いがあるように思います。

イワナによくみられる地域変種的なものであろうと考えられます。



7月に入り、いよいよ暑くなってきたので、この日からウェットウェーディング開始です。

因みに私はシムスのウェットウェーディング専用のブーツを愛用しております。

ソールはビブラムソールのものを好んで使ってます。



この日もイワナの活性は高く、ドライフライによく出てきてくれます。

テレストリアル系、カディス系、メイフライ系、なんでも良く反応してくれます。

周りを見てますと沢山の虫が舞っており、パターンにはそれほどシビアな状況ではなさそうです。



このイワナのお腹は何かゴツゴツしたものが沢山はいっていました。

おそらく甲虫系の何かを沢山捕食していたのだと思います。



こんな色鮮やかなチャートリュース毛虫も発見。

こんなフライパターンもありかも!







原生林を流れる沢は本当に綺麗で、心が洗われます。

森が川を作り、イワナ達を支えていることがよく分かります。



良型の大山イワナでニコぱち。



お昼は川辺でワンバーナーを使った簡単アヒージョ。

これが美味いんです☆




お昼からも沢山のイワナ達と戯れました。


帰りは



恒例の蒜山ジャージーソフトクリームで締め!

歩き続けた体に染み渡ります。

Sさん、今回はお疲れ様でした。

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