昨日もガイドで鳥取県千代川水系へ。
今回のゲスト様は久し振りにフライフィッシングをしたい、それでイワナを釣ってみたいとの要望。
普段は雷魚からタナゴ、ソルトまでこなすマルチアングラーとして活動されているとのこと。
是非とも鳥取の野性味溢れる神秘的なイワナを釣ってほしいところです。
フライフィッシングの経験はまだ少ないというものの、もう十分に釣れる技術は持っておられました。
そして開始早々
綺麗なイワナをキャッチ。
アドバイス通りのポイントに的確に流して見事にイワナを出しました。
この日も雨が前日に降っていたおかげで水量は十分。
雨の恵みに感謝です。
梅雨時期は雨が降って鬱陶しいと思っている方もいるかもしれませんが、
実はこの梅雨が渓には非常に重要で、
気温が上がってくるとともに田畑に取水されるため、極端に川が渇水することが多いので、
梅雨は渓流魚にとって大変重要。
良い釣りがしたいならば降雨はむしろ歓迎です。
(豪雨は危険なので事前に天気予報は確認)
この日も霧雨が降るなんとも言えない梅雨らしい天候で、緑の壁もより一層水々しい様子でした。
鳥取の若桜町にある棚田の緑と水の世界。
綺麗な水だからか棚田にはアカハラ(イモリ)が沢山見られました。
木苺も美味しそうに実っていました。
甘酸っぱくて美味しい。
途中、朴葉を見つけたので採取。
朴葉味噌が大好きなので持って帰ることに。
お昼は
若桜町にあるカレー専門店の鹿カレー。
ジビエが特産でもある若桜町ならではのメニューといったところ。
午後からもイワナ狙いで、イワナの渓へ。
ブナの森が育む渓。
こうした森の沢はイワナの宝庫です。
タイミングもいいのか次から次へイワナの反応があります。
綺麗なイワナ達が出迎えてくれます。
終了間際には
泣き尺イワナをキャッチ。
巻き返しと岩の影をピンスポットにフライを落とし、ロングドリフトさせて食わせました。
本当に良いイワナです。
最後には
こちらも模様と色付きが美しいイワナが出てきてくれました。
本日も良く釣れた1日でした。
帰りはいつもの水汲み場で
美味しい水を汲んで帰りました。
本日のお酒は
若桜町にある酒造、太田酒造さんの「辨天娘」(べんてんむすめ)。
辛口を得意としている酒造さんです。
今回は鳥取固有の酒米「強力」(ごうりき)米を使った日本酒をいただきます。
今回のガイドの1日を振り返りながら…
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