晩夏の渓 続

前回の続きです。

午後を過ぎてから、曇ったり晴れたりを繰り返す天気。

下界は晴れているんでしょうが、ここ大山の山岳付近は雲がかかることが多いのです。

丸一日快晴なんていうことはほとんどありません。

森の渓では太陽光が魚に動きに大きな影響を及ぼすと考えています。



まるで後光が差したよう。

太陽光が差し込んだ一瞬の光景。



因みに、太陽光とイワナの活性の関係性は、

ドライフライで釣る時には大きな影響があると考えています。

太陽の日が差している日の方が、グズついた曇りや雨の時よりもバイトが多いからです。

初めは、日が差すことで気温が上がり、昆虫などの陸生昆虫の行動が活発になるため、

イワナの目線が上に向くのでは?と思っていました。

しかしながら、それだけでは説明がつかないこともあり、

なぜ天気がいい日の方が、イワナの出がいいのか?わからなかったのですが、

水に日が差すことで、光と影の明暗部がはっきりとし、ドライフライが水面に落ちたとに、

イワナがフライをすぐに発見しやすいからではないかと思うようになりました。

日(光)が一瞬差したタイミングでもこうした現象はみられますが、やはり継続して日が差し続けている状況の方が、

目線が上に向くようです。







まあこれはこのような森の中を流れる薄暗い渓である状況だからというところもありますが、

総合的に源流&山岳渓流でのドライフライフィッシングは、光が重要なファクターであると感じています。





山菜のうるいかな?

渓の壁にはこのような植物がよく生えています。



これは去年の写真。

びっしりと生えてます。

私はこの光景がめっちゃ好きです。


さて後半からの釣果の方は、




やりました!

Oさん、見事な尺イワナ。

しかも大山イワナ特有の立派なオレンジ色に染まった個体です。




勇ましくも、愛嬌もある表情。


写真で見るより、実際にみるともっと色が鮮やかです。


最後のポイントでは、



またまた尺イワナを。




深いポイントではちょっとルアーでも。

これまたいいサイズの尺イワナです。

山陰トラウトフィッシングガイドではルアーフィッシングも大歓迎です。

渓流ルアーガイドも承っております。



最後には








でました、まさにイワナの美。

古代イワナか?

ここまで鮮やかな大山イワナもそうそうお目にかかれません。

オレンジを超えて「赤」又は「朱」の色です。

まるでオショロコマみたいです。

こんな珍しいイワナと出会える大山の大自然に感謝です。



いつまでも美しい大山。

心地よい疲れでした。


帰りは恒例の



蒜山ジャージーソフトクリームで締め。

Oさん、お疲れさでした。

また来年も大山へ行きましょう。


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