鳥取県西部、大山。
今回はこの偉大なる山が舞台。
西日本屈指のブナの原生林が広がる大山の森。
その中で流れる川はまさに岩魚の聖域。
この近くには皆さんお馴染みのサントリー「奥大山の天然水」を採水している工場&物流センターがあります。
今回はガイドではなく、つり人社さんが出していますFlyFisherの動画撮影を行うため。
お題は「100投以内に尺イワナ」。
かなりハードルが高いテーマですが、ここ大山のポテンシャルであれば可能性はあります。
でも撮られる、しかも100投のみってなると相当なプレッシャーです…汗
敏腕カメラマン&編集長Tさんの目線が突き刺さりますw
1投1投をこんなに大事にして釣りをすることって初めて。
少ないキャストでいかに効率よく、良い魚に出会えるか⁈
良い経験になります。
ここはでるなというポイントで予想通りのバイト。
しっかりとキャッチできました。
尺に届かないまでも、嬉しい良型の1匹です。
大山に磨かれた美形イワナに出会えることができました。
お昼はちょっと一息
ワンバーナーでキャンプ飯。
オイルサーディン、オリーブ油、地元産にんにく、トマトを使った簡単な料理。
ですが抜群にうまい!
蒜山の道の駅の朝市で購入した生で食べられるトウモロコシもめちゃくちゃ美味しい‼︎
大山の森の中で食べるご飯はまた格別でした。
目の前にはこんな清らかな水が流れています。
画像では見にくいですが、実は水中から突き出た赤い岩の手前に25ほどの岩魚が泳いでいます。
こんな風景を見ながら飯を食えるなんて贅沢ですね。
さてお昼を食べ終えて、再び撮影続行です。
でました!
この模様とオレンジ色が独特のイワナ。
私はこの鮮やかなオレンジ体色をもったイワナを「大山イワナ」と呼んでいます。
わかりますでしょうか、アブラヒレまでがオレンジに染まっているのが。
この河川に昔から棲んでいると思われる「大山イワナ」。
ニッコウイワナ系で間違いないと思いますが、ここのイワナは独特の模様と体色をしており、
オレンジの朱点とヒレ、腹が本当に鮮やかなんです。
画像ではそれほど…な感じがしますが、実際に実物をみると本当にオレンジが濃いのがわかります。
このイワナ以外にも、過去に出会った大山イワナで、オレンジ色がそれはそれは鮮やか個体にあったことが何回かあります。
わたしも全国各地のいろいろなイワナと出会ってきましたが、
大山イワナようなここまでオレンジが鮮やかな個体はここでしか見たことがないです。
わたしにとって大山イワナは特別なものです。
ニコぱち、頂きました。
さて企画の「100投で尺イワナ」の結果ですが…
この動画は
フライフィッシャーオンライン
https://flyfisher.tsuribito.co.jp/
で、8月中旬ごろに放映予定です。
結構面白そうな動画になりそうです☆
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
動画撮影後はガイドに戻り
思う存分、大山のポテンシャルを感じてもらいました。
この大山の谷はいつも美しく、毎回驚きと発見があります。
最後にも美しい大山イワナに出会えました。
次の日は大山に棲む「ゴギ」に出会いに、「ゴギ谷」に向かいます。
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