森の妖精

前回の続きです。

午前中は八東川本流で夏ヤマメを狙い、1本だけでしたが見事な尺ヤマメに出会うことができました。

気温もぐんぐん上がってきて、流石に本流の釣りは厳しいということもあり、

午後からは山中の森へ…






ブナやトチなどの広葉樹が広がる森。

美しくも神秘的な世界が広がります。

その中でこんな場面も








そうおそらく熊の鉤爪の跡。
ここは彼らの住処。
縄張の中にいる証拠です。

現地の方もクマが多いから気をつけるようにと声をかけていくれていました。

最新の注意を払って進みます。





30分ほど歩いて辿り着きました。

まるでもののけの世界。

いつも思いますが、ただただこの景色にため息がでます。




心地よいトレッキングあとにさらにこのような世界をみてしまうと、

渓流の世界って本当に素晴らしいと思ってしまいます。



早速釣りを開始しますと意外にもすぐに答えが返ってきました。



森の妖精。 岩魚です。

彼らを育む鳥取の大自然に感謝。

こんなに早く出会えるのも長く歩いたご褒美でしょうか。





立て続けに岩魚の反応が…

何匹釣ったでしょうか、わからないくらい多くの出会いがありました。




この沢の岩魚たちの模様です。

オレンジ腹の岩魚が多かったです。


さらに嬉しい出会いが





そう尺イワナです。




この優しくも厳つい表情。

34cm、立派なオスのイワナです。



まさかこんな嬉しい出会いがあるとは…

夢にも思わなかったです。



今回使用したフライですが、




ピーコックを中心としたテレストリアルパターンでした。

甲虫類を盛んに食べていたようで反応は良好でした。





こんな巨木を育む森は、妖精達の聖域。

森に感謝しつつ後にしました。



帰りは



森の湧き水をお土産に。

最後まで鳥取の森の恵みにお世話になりました。

梅雨の時期は森も水量をたっぷり含んで岩魚達も元気です。

7月いっぱいはコンディションも良さそうです。



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