梅雨の里川

5月もそろそろ終わり、山陰地区もいよいよ「夏」シーズンに突入します。



6月に入ると梅雨が始まる訳ですが、

この梅雨がもたらす雨というは、鱒達にとって非常に重要な要素だと思っています。

雪代が終わって水量が落ち着くと、GWを境に田植えが始まり、川の水を取ります。そうすると一気に川の水量が減り、減水状況になる訳です。

川の水位が減ると鱒は大きなプレッシャーがかかる様になるので反応が悪くなります。

また、水温もあがってくるので、水生昆虫にもあまりいい環境とは言い難い状況です。

なので、梅雨時期の雨というはまさに恵の雨となるわけです。



この時期くらいになるとほとんどが冷たい水を求めて山へ入ることが多くなりがちですが、個人的には梅雨時期の里川も面白いと思っています。

何が面白いって6月に入ると鳥取の里川では、メイフライに変わってカディス、具体的にはヒゲナガカワトビケラと、大型のストーンフライが乱舞し始めるからです。

ハッチする時間帯やタイミングは基本的にはイブニングが多いですが、シトシト雨が降る日であれば朝からハッチが見られることも。

これらヒゲナガとストーンフライのサイズは大きく、フライフックでいうと#6くらい。

なのでマッチさせることも考慮すると、でかいエルクヘアカディスやスティミュレータをチョイスします。

狙うポイントや、シュチュエーションは…

これはガイドに来てくださった時に教えますねw

ともかく、この梅雨時期はエキサイティングな釣りが楽しめるタイミングなので、是非ともこの体感をしてもらいたいと思います。



もちろん山の中での釣りも最高に楽しいですよ。

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